流星ワゴン

2005年9月18日 読書
ISBN:406274998X 文庫 重松 清 講談社 2005/02 ¥730

着かれきったサラリーマン永田一雄の前に1台のワゴン
が止まった。見知らぬ車に吸い寄せられるように乗り込むと父親と小学生の息子が乗っていた。ふたりは幽霊だという。一雄もまた死んでしまったのか…。3組の父と息子を通して語られる関係性は生きるための息苦しさとだからこそ得られる何かを私たちに考えさせてくれる。見えなかった相手の気持ちを知ることができたら、未来の何かを変えることができるのだろうか。相手の気持ち日近づくよう努力して、そこからやっと始まる。少しの希望を持って。

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